ひたすら足を動かし、心を空白にしたら得るもの

『八月の六日間』  北村 薫 著  角川文庫

「BOOK」データベースより

雑誌の副編集長をしている「わたし」。柄に合わない上司と部下の調整役、パートナーや友人との別れ…日々の出来事に心を擦り減らしていた時、山の魅力に出会った。四季折々の美しさ、恐ろしさ、人との一期一会。一人で黙々と足を動かす時間。山登りは、わたしの心を開いてくれる。そんなある日、わたしは思いがけない知らせを耳にして…。日常の困難と向き合う勇気をくれる、山と「わたし」の特別な数日間。

「わたし」にとっての山とは

仕事もできるし、強いんだけど消化しきれずキツイこともある「わたし」。こちらの都合に合わせてくれるわけもない山に、時には振り回されつつ、エネルギーを補給してもらう。

まとめ

つらいこともたくさんある。でも自分なりに浄化していく姿はとても素敵に見えるのです。

<こんな人におすすめ>

山好きな人
1人で登るのも好きな人
仕事をがんばってる人

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