命・・・売っちゃうの！？ |

『命売ります』　三島由紀夫（著）　ちくま文庫

目覚めたのは病院だった、まだ生きていた。必要とも思えない命、これを売ろうと新聞広告に出したところ…。危険な目にあううちに、ふいに恐怖の念におそわれた。死にたくない―。三島の考える命とは。

命を売ろうとする主人公のもとに、様々な出来事が起こります。危険な場面を乗り越えるうちに全能感を得るが、それも次第に薄れ、やがて「死にたくない」と強く願うのです。

ガツンとやられ、思わず唸るラストには、さすが三島だと感じ入る物語です。

三島由紀夫ファン
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このタイトルに妙に惹かれる人

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　このタイトルが見えた瞬間で、読む興味もだんだん増えてきた。いい本を紹介してくれて、ありがとうございます。

nuko より:
2020年3月18日 7:59 AM
コメントありがとうございます。
娯楽的要素がありながら命について考えさせられる、読みがいのある作品です。おすすめですよ。