数字から世界の真実を読み取る

『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』

ハンス・ロスリング (著), オーラ・ロスリング (著), アンナ・ロスリング・ロンランド (著)
日経BP

概要

環境、貧困、人口、エネルギー、医療、教育。これらについて、あらゆる人たちに質問を投げかけると、ほとんどが間違えた答えを出す。それは10の本能が思い込みを引き起こしてしまっているため。本書ではその思い込みについて詳しく説明し、信頼できる数字から世界の「真実」を正しく見るスキル、「ファクトフルネス」を解説する。

私たちは世界の状況について間違った認識を持っている

世界人口のうち極端な貧困にある人の割合は過去二十年でどう変わったか?A.約2倍 B.あまり変わってない C.半分になった…など、世界の環境、貧困などについての13の質問があり、三択の中から答えを選びます。チンパンジーでも3回に1回は正解するのに、人間の正答率はもっと低い。

それは分断、ネガティブ、恐怖、運命など10の本能が私たちにそういった思い込みを持たせるためです。著者の体験談、具体的な世界での事例、分析された数字を交えながら、思い込みと現実の相違、そして正確に世界を見る方法について解説します。

まとめ

正しい目を持って世界を見れば、人生に役立ち、恐怖に縛られることなく心穏やかに生きていくことができるのです。

<こんな人におすすめ>

データから世界の正確な状況を読み取る技術を身につけたい
人間の思い込みのクセを知りたい
正確の情報を知ることで得るものが何かを考えたい

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