別の目線からとらえる日本の「食」 |

『コミック版　英国一家、日本を食べるEAST』

マイケル・ブース（著）　落合マハルイラスト　　亜紀書房

あのベストセラーが待望のコミック化！
子連れで日本縦断のべ１００日間。「食」をめぐる外国人家族の珍道中！

パリ料理修業時代の友人から渡された辻静夫の名著に導かれ、遠くロンドンから「日本を食べに」やってきたブース一家。
新宿、築地、銀座から伊豆天城、北海道は札幌、南茅部まで、原作に描かれた《東日本》での旅のようすを大胆に漫画化！

著者、マイケル・ブースが日本食における印象は「見かけだけで味が薄い」。

ところが、日本の市場やあらゆる飲食店を巡るうちに次第に認識が変わっていきます。確かに日本の食って、色々とジャンルがありすぎて、一言で表すのが難しいところがあります。

正直なジャッジマンである二人の子供達が、素直に「おいしい」や「おいしくない」を主張しているところも説得力があります。

「食」における文化や考え方を、英国人である著者経由であらためて教わると、なぜだか素直に心に伝わるのです。

外国の人（特にイギリス）から見た日本の「食文化」に興味がある
東日本の市場や飲食店などに興味がある
食べ物が好き

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