彼女が起こす風は皆を心地よく動かしていく

『さいはての彼女』    原田 マハ (著)   角川文庫

あらすじ

二十代で企業し、成功をおさめた若手女社長の鈴木涼香。久々の休暇のために沖縄のチケットとホテルを手配させたのだが、何とその行き先は北海道のメマンベツになっていた。何もない彼の地で、涼香は大きなバイクに乗った一人の若い女性と出会う。「ナギ」と名乗る彼女としばしツーリングを楽しむことに。

北海道で出会った、バイク乗りの女性「ナギ」

道の真ん中で途方にくれていた涼香に声をかけたのは長い黒髪に大きな目が印象的な女性、「ナギ」。華奢な体ながら、ハーレーダビッドソンを乗り、カスタマイズする仕事もしています。北海道にもよく訪れるという、ナギが連れて行ってくれる場所は、誰もがナギを大歓迎。そして涼香が社長であることを知らない人々と交流したり、雄大な景色を目にするうちに、涼香の心は次第にほぐれていくのです。

まとめ

突っ走っているうちに戻れない場所に来てしまったと感じる主人公たち。そんな澱んだ空気を一掃させる風邪をナギは持っています。旅は新しい場所で、新しい風を感じ、そして新しい自分に出会えるもの。そんな風に感じる短編集です。

<こんな人におすすめ>

壮大な自然の風景から自分の価値観が変わっていく物語に興味がある
爽やかな風を感じる物語を読みたい
原田 マハのファン

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