なにかを残そうとする行動、それが人間が存在する意義だ。

『優しい死神の飼い方』  知念 実希人 (著) 光文社文庫

あらすじ

ホスピス「丘の上病院」に、犬の姿になって派遣された死神のレオ。患者たちの未練を解き放ち、魂を「我が主様」に送り届ける仕事だ。それが、この場所で起きた過去の事件を解決せねばならないことに…。

死を待つ患者たちが抱える「未練」とは

患者たちは様々な未練を持っていて、かつ残りの時間が限られています。そこへ「肉体なんか魂の入れものにすぎない」という考えの死神が患者の夢に介入し、それは本当に「未練」なのか本人に考えさせ、次の行動を促します。

まとめ

ツンデレ&上から目線で見た目が犬のレオが、人間に深く関わり、様々な感情を得ていきます。ベースに「死」テオいうテーマを置きながら、「生きる」ことの真理をいくつも学ぶことができる、心に残る物語です。

<こんな人におすすめ>

死神の話に興味がある
ホスピスに興味がある
生と死について描かれているお話を読みたい

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

優しい死神の飼い方 (光文社文庫) [ 知念実希人 ]
価格:748円(税込、送料無料) (2020/6/7時点)

楽天で購入

本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ


にほんブログ村


書評・レビューランキング イラストブックレビュー制作動画

コメント