「切なさ」は行動を支える力となる

『実家が全焼したらインフルエンサーになりました』

実家が全焼したサノ (著) KADOKAWA

あらすじ

Twitterで切ない出来事を発信しているサラリーマン、「実家が全焼したサノ」。小学校の頃に実家が全焼、母親は蒸発、後に父親は自殺。切ないことだらけだった著者が、No2のホストになり、京大の大学院に進学し、インフルエンサーになるまでの奇跡を、静かな、ユーモア漂う筆致で描くエッセイ。

思いつきも、やることも破天荒

傍目から見れば「かわいそう」とか「気の毒」などと思う子供時代を送っていた著者。しかし、縮こまってうちに入ることなく、思い立ったら即実行!のものすごい行動力を持っています。大阪から東京までママチャリをこいでみたり、100kmマラソンを完走したり。すごいことを達成した結果が、わりと身にならなかったりして、まさに笑えて切ないエピソードです。

まとめ

全体を通して感じる事は「恐れずとにかくやってみる」という事です。自分を客観的に眺め、失敗も「切なかったです」と素直に感じ、受けとめています。それが、次の行動に向かう原動力になっているのかもしれません。

<こんな人におすすめ>

「切ない」ことが多すぎる人生を綴るエッセイを読んでみたい
笑えて、行動する力を与えてくれるような文章が好き
どうしたらインフルエンサーになれるのかを知りたい

↓テキストレビューも書いております。じっくりと読みたい方におすすめです。

↓切ない話を発信するサノさんのツイートはこちら

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