あの日、あの時まで僕は確かに生きていた

『僕が殺した人と僕を殺した人』

東山 彰良 (著)   文春文庫

あらすじ

少年を殺し、袋に詰めて捨てる連続殺人鬼「サックマン」が逮捕された。彼の弁護を担当することになった「わたし」は、30年前の台湾での少年時代を思い出していた。「わたし」は確かに「サックマン」を知っていたのだ…・

1980年代の台湾の少年たち

1984年の台湾。兄が殺され両親はアメリカへ行き、友人アガンの家で世話になっていたユン。継父にいつも殴られ、どんな相手にも掴みかかっていくジェイ。そして家の牛肉麺屋も手伝わず遊びまわるアガン。

三人は不安や期待、絶望と高揚を繰り返しながら日々を過ごしていました。しかし、大人の都合で周囲の状況が少しずつ変わっていきます。久々に三人が会ったのはジェイが入院する病院。そこで三人はある計画を立てるのです。

まとめ

サックマンの正体は誰なのか、殺人鬼になってしまう理由がどこにあるのか。少年たちの焦りや苛立ち、行き場を失くしたエネルギーとパワーが文面から漂います。力強さと絶対的な哀しみが同居する、深い余韻が残る物語です。

<こんな人におすすめ>

80年代の台湾の様子を描いた話に興味がある
友情を描いた青春ミステリを読んでみたい
東山 彰良のファン

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