先生が生徒であり 生徒が先生である

『先生と僕』   坂木司 (著) 双葉文庫

あらすじ

僕の先生は中学生!!怖がりな僕はひょんなことから大学のミステリ研へ入り、家庭教師先の生徒である中学生、隼人くんからミステリの講義を受けることに、2人が遭遇する様々な「日常の謎」を解決していく連作集。

大学生の師匠が中学生!?

見た目はジャニーズかというほど爽やかで成績優秀な中1の隼人。対して彼の家庭教師である大学生、二葉(男性)は強度の怖がりでミステリも読めないほど。しかし、表やその場の景色を写真のように記憶することができるという特技を持つ。

まとめ

性格も見た目も育った環境も異なる2人がそれぞれの特性を活かして、日常の謎を解決していきます。噛み合わなそうな2人ですが、少しずつ距離を縮めていく様子にほっこりします。それと、作品の中にはいくつものミステリ作品が登場します。こちらも読んでみたくなりますよ。おすすめです。

<こんな人におすすめ>

怖すぎない日常で起こるミステリが好き
大学生と中学生の友情がどんなものか興味がある
穏やかだけどちょっぴりスパイスの効いた話が好き

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