『ひかりの魔女 』 山本 甲士 (著) 双葉文庫
あらすじ
ばあちゃんといっしょに暮らすことになった浪人生、真崎光一。ばあちゃんの用事に付き合えば、「先生!」と慕われる。ばあちゃんが作るご飯が異様に美味しい。そしてばあちゃんは嘘をつく。ばあちゃんが巻き起こす幸せの物語。
ばあちゃんは嘘をつく?
あるときは足腰が弱いフリをして、バスの席を譲ってもらったりもする、お茶目なおばあちゃん。かつての教え子や、一緒に住む家族が抱える問題も、年の功と「やさしい嘘」で、鮮やかに解決。真相を知るのは光一だけ。
まとめ
素晴らしいおばあちゃんですね。釜で炊いたご飯に、イワシのぬかみそ炊き、ぬか漬け…。日々の食事や出来事に感謝の気持ちを込めて、丁寧に。そんなおばあちゃんの作るご飯は絶品。
そしてかかわる皆が「おばあちゃんが一番気にかけてくれてるのは自分だ!」と主張する姿にほっこりします。ていねいに、控え目に、上手に愛を振りまくスーパーおばあちゃんはまさに生きる達人!なのです。
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