英語を「話す」ために必要なこととは

『もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか』

金沢 優 (著)  幻冬舎文庫

あらすじ

英会話スクール、オンライン英会話、ハウツー本。英会話に挫折してきた英語教師、真穂が気づいた「今の英語教育の間違い」と「新時代の勉強方法」。英会話を諦めてきたすべての日本人に贈る、新しい英会話学習×爽快青春小説。

英語の成績は優秀。しかし英語が話せない英語教師。

英検準一級、TOEIC930点。しかし、「英会話」ができない真穂。偶然見つけた英会話教室をのぞいて見ると強烈な個性の学院長とスタッフがいて…。

日本人の英語教育の問題点を、具体的な例を挙げながらひとつひとつ解説していきます。訳しながら話すと非常に時間がかかり、会話が成立しないこと。日本語の「訳」は英語圏にない表現を用いたりすることもあり、意味がおかしくなったりしてしまうことも。

なるほどね〜と頷くとともに、自分自身が英語を学ぶ際のヒントも散りばめられています。

まとめ

真穂の英語が上達していく様子、教師として成長していく姿も楽しめて、そして心構えから実践まで広い意味で英語を「話す」ために必要なことを教えてくれる一冊です。

<こんな人におすすめ>

英会話スクールに通ったが話せるようにならないまま終わった
日本にいては英語は話せるようになるとは思わない
何とかして英語が話せるようになりたい

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