己の弱さを知った後の女の覚悟はすごいぞ

『村上海賊の娘(三) 』 和田 竜 (著) 新潮文庫

あらすじ

家に戻り、己の不甲斐なさから船にはもう乗らぬ、と決めた景。村上海賊と毛利家は一千の船で岩屋城へと向かうが、攻め入りはしない。父からその真意を知った景が取った行動は…。

お祭り気分で戦に参加したがった自分の浅はかさ、甘さを思い知らされ、自分には戦に出向く資格はない、と考えていた景。味方が本願寺を見捨て、撤収した後に、本願寺の戦からからくも逃れた孫市を従え、敵に戦を挑むのでした。

まとめ

自分の弱さを認めた人間ほど強いものはありません。景の戦い方が常に冷静であるのもそうした理由なのでしょう。敵に真正面から挑んでいく勇ましい景姫の姿に興奮しまくり!です。味方たちとどう戦を展開していくのか!?最終巻に注目!!です。

<こんな人におすすめ>

戦国時代の海賊の活躍に興味がある
戦国時代に活躍した女性の話を読みたい
『村上海賊の娘(一) (二) 』を読んだ

本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

にほんブログ村

書評・レビューランキング イラストブックレビュー制作動画

コメント