『迫りくる自分』 似鳥 鶏(著) 光文社文庫
あらすじ
総武線で隣を並走する電車に乗っていた、自分に瓜二つの男。後日その男と再開した俺は、気づけば犯罪者にされていた。顔が似ている事で周到に仕組まれた冤罪。あいつの正体は?日常を奪われた俺の、必死の逃走劇が始まる。
身に覚えのない婦女暴行罪で任意同行を求められた自分、本田理司。自分は絶対やっていない!しかしこのままでは犯罪者の汚名を被されてしまう。追い詰められた彼は、アパートの窓を突き破り逃走します。
まとめ
普段は穏やかな人間である本田は、必死に頭を働かせ、ケガも負いながら警察の手から逃れます。その一方で、自分が陥れられた原因を探ります。
全てが明らかになり、敵と対決するシーンは手に汗握ります。ハラハラ、ドキドキ、最後の最後まで気の抜けない逃走感溢れるエンタテイメント小説です。
<こんな人におすすめ>
スリルとサスペンスが好きだ
冤罪をかぶせられた男の逃走劇を読んでみたい
似鳥 鶏のファン
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