自分の生き方を決定できるのは自分だけだ

『漫画 君たちはどう生きるか』 吉野源三郎 (著) マガジンハウス

あらすじ

勇気、いじめ、貧困、格差、教養…。人間としてどうあるべきか、どう生きるべきかを考え続けるコペル君と叔父さん。1937年に出版されて以来、ロングセラーとなった名著をマンガ化。

父親を亡くした少年、コペル君と叔父さん。自分と他の認識に気づきつつある少年は、叔父さんに様々な疑問を投げかけ、ヒントをもらい、自分なりの答えを見つけていきます。

まとめ

他人を認め、自分を認め、互いに侵すことのできないことを理解すること。自分が世の中に果たす役割は何なのかを考えること。

10代の若者にとって、世の中と自分の「個」を考えるためのテキストであり、また自分がこれからどのようにいきていくかの指針になると思います。

大人にとっては自分の生き方を今一度振り返り、後進の者たちに何をどう伝えていくかを考えるきっかけをくれる一冊です。

<こんな人におすすめ>

「立派な人間」とはどんなことなのかを改めて考えたい
子供たちに自分を見つめるきっかけを与えたい
名著をマンガで手軽に読んでみたい

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