『ルビンの壺が割れた』 宿野 かほる (著) 新潮社
あらすじ
「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください。」送信した相手は、かつて恋人だった女性。SNSでの邂逅から始まったぎこちないやりとりは、徐々に変容を見せはじめ…。
SNSでかつての恋人とメッセージのやりとり
大学時代の恋人であり、かつての婚約者であった女性をFacebookで見つけ、メッセージを送ることから始まる物語。全てが互いへのメッセージ、という形式です。
やりとりを交わすにつれ、明らかになっていく過去の出来事。互いが知っていた部分と知らなかった部分。懐かしさ故に、互いの距離感がわずかに近づいたように見えたのですが…。
まとめ
まるで玉ねぎの皮をむくように、新しい事実がどんどんと出てきて、後半はページをめくるたびに「えっ!?」「げっ!!」「うお?」と衝撃の連続。そしてラストは。。一時間で読める、驚愕の物語です。
<こんな人におすすめ>
展開が激しい物語を読んでみたい
予想を裏切るラストの話が好き
1時間で読める本を読みたい
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