その絶望に浸ることを許してくれる12の物語

ぬこ
ぬこ

( ̄_ ̄|||) どよ~ん

のこ
のこ

沈んだ顔してどうしたの?

ぬこ
ぬこ

子猫を飼う話が飼い主から出てる。

子猫がきたら飼い主のヒザが〜(T . T)

のこ
のこ

それは大変な問題ね。

そんな絶望的なシチュエーションを集めた

アンソロジーがこちらよ。

『絶望図書館: 立ち直れそうもないとき、心に寄り添ってくれる12の物語』

頭木 弘樹 (著) ちくま文庫

あらすじ

絶望図書館には、世界中のさまざまなジャンルの話が集められている。切ない話、とんでもない話、どきりとする話。すべて絶望した気持ちに寄り添ってくれるものばかり。今の気持ちにぴったりな物語がきっと見つかる。

父親が3人になった話、意思が通じない相手とのやりとりの話、息子を失った母親の話。児童文学、SF、純文学、ミステリーなど、ジャンルも国もバリエーション豊かな12の短編を集めたアンソロジー。

まとめ

絶望した気持ちから立ち直らせてくれるのではない。明るい気持ちにさせてくれるのでもない。

ただ世の中にはいろんな形の絶望があり、この物語たちはそのことを教えてくれるとともに、絶望に浸ることを許してくれるのです。

掲載順など、読者を飽きさせない工夫が随所に見られる良書です。絶望という気持ちの中からでも、そこに寄り添い、気に入る話に出会える一冊です。

<こんな人におすすめ>

気分が落ち込んでしまっている
以前立ち上がれないほどショックな出来事があった
いろんな絶望の世界を読んでみたい

ぬこ
ぬこ

絶望すごいな〜

俺の絶望感のさらに上を行くぜ。

のこ
のこ

絶望を見つめることで逆に

「やるしかないのだ」という気持ちが

起こるのかもしれないわね。

ぬこ
ぬこ

そうだな。子猫がくれば

食べれるちゅーるの種類も増えるかもな!

でも飼い主のヒザは俺が独占したいぞ( ̄^ ̄)

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