「死」へと向かう者の愛おしくせつない「生」

のこ
のこ

余命宣告されたらどうする?

ぬこ
ぬこ

ちゅーる100本一気喰いする( -`ω-)!

のこ
のこ

ちなみに商品には1日4本を目安にして

おやつとして与えてくださいという

注意書きがあるわよ。

ぬこ
ぬこ

( ̄д ̄) エー

のこ
のこ

こちらは余命10年と宣告された20歳の女性が

悩み、苦しみながら、自分の人生を全力で

生きていくお話よ。

『余命10年』  小坂 流加 (著) 文芸社文庫

あらすじ

二十歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。未来を諦め、趣味に情熱を注ぎ、恋はしないと決めていた茉莉だったのだが…。

余命10年と宣告された茉莉

家族に負担をかけないように何気なく振る舞う茉莉は、自分の余命に対し、「何かをはじめるには短いし、何もしないのでは長すぎる」と冷静に分析しています。

しかし、恋をしたことで、その気持ちにも変化が訪れ、不安や苛立ち、そして「生」への強い願望を感じるのです。

まとめ

茉莉が自分の気持ちに素直になっていくのと同時に「死」へと近づいていく。静かで強く、そして切ない恋愛物語です。

<こんな人におすすめ>

余命を告げられた若い女性がどう生きるか知りたい
せつない愛の物語を読みたい
死んでいくものと生きていくものの心情を細やかに綴る話を読んでみたい

文芸社さんの作品紹介動画です。

『余命10年』 ~文芸社文庫NEO (絶賛発売中)
ぬこ
ぬこ

ちゅーる、毎日どころかたまに1本

もらうくらいなんだよな。

もっと食べたいし。

のこ
のこ

飼い主を喜ばせてあげたら

もらえるんじゃないかしら。

ぬこ
ぬこ

( ゚o゚)ハッ その手があったか!

早速飼い主の膝に乗りにいくぞ〜〜

本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

にほんブログ村

書評・レビューランキング

コメント