自分が輝ける場所は自分で作り出せる

のこ
のこ

何かに挫折した経験はある?

ぬこ
ぬこ

ちゅーるのおかわりを聞きいれて

もらえなかったことかな。

あの絶望感はハンパない。

のこ
のこ

…。

このお話は受験に失敗した女の子が

合唱コンクールをきっかけにして

成長していくお話なの。

ぬこ
ぬこ

世界で一番自分が不幸と

感じていたところから

どうやって抜けていったのか

気になるな。

『よろこびの歌』  宮下 奈都 (著) 実業之日本社文庫

あらすじ

著名なヴァイオリニストの娘で、声楽を志す玲は、音大付属高校の受験に失敗し、新設女子校の普通科に進む。同級生との関わりを拒み、母へのコンプレックスを拭えない玲だったが、構内合唱コンクールを機に少しずつ変わっていく。

新設女子校に通う女子高生たちの胸の内

自分を知っているものが少ない新設の高校。玲をはじめ、さまざまな理由でこの学校を選んだ女の子たち。皆がそれぞれに、今と未来の自分に不安を抱えながら生きています。

まとめ

「生きる世界が違う」とばかりに距離をとっていた玲とクラスメイトは合唱を通して少しずつその距離を縮めていきます。悩みや問題を抱えた彼女たちが、自分の力で、自分が輝ける場所を見つける、青春物語。

<こんな人におすすめ>

合唱が好き
熱すぎない女子高生の青春物語を読みたい
宮下 奈都のファン

ぬこ
ぬこ

自分以外の人も悩んだり苦しんだり

していることって、なかなか気が

つかないもんだよな。

のこ
のこ

そこに気がつけたら

自分の問題も実は解決に

向かっているのかもしれないわね。

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