「本がある世界」の深さと豊かさを教えてくれる

のこ
のこ

子猫が捨てられているのを

見つけたらどうする?

ぬこ
ぬこ

俺は見なかったことにするけど

飼い主は間違いなく連れて帰るな。

のこ
のこ

 …。

こちらは古い書店に捨てられていた

小さな女の子を、書店の主人が育てていく

お話よ。

ぬこ
ぬこ

なんでそうするかな〜

小さいものは手が掛かるし

何かと厄介なのにな。

のこ
のこ

そのヒントはこの本の中にもあると思うわ。

偏屈だった主人が変わっていく様子にも

感動する物語よ。

『書店主フィクリーのものがたり』

ガブリエル ゼヴィン (著) 小尾 芙佐 (翻訳)  ハヤカワepi文庫

あらすじ

島に一軒だけある小さな書店。

店主フィクリーは、妻を亡くして以来、ひとりで店を営んでいた。

ある日、彼は書店に小さな子供が捨てられているのを発見する。

そして、この子を育てようと決意する。

偏屈な書店主、フィクリーが子育てをすることに

フィクリーは気むずかしくて偏屈な男。島の人々も少々郷里を置いて接しています。

彼が子供を育てると決意したことは島中の人々を驚かせ、かつ店へ訪れることが増えたのです。

まとめ

フィクリーの人生には、本と、本屋が必ず重要な位置にいます。寄り添い、愛する家族と、大切な本に囲まれたフィクリーの人生は、深く豊かなものです。

本と人との、素敵な関係を教えてくれる物語です。

<こんな人におすすめ>

本と本屋が好き
本から広がる豊かな人生の物語を読みたい
アメリカの本に対する感覚に興味がある

ぬこ
ぬこ

うあああ ( ;∀;) イイハナシダナー

のこ
のこ

塞いだ心を開くことで、周りの人たち

自然と繋がっていくのよね。

子供がそのきっかけを作ってくれたのね。

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