受験は悪?日本教育の問題点と画期的「勉強論」

のこ
のこ

勉強は必要だと思う?

ぬこ
ぬこ

いらないんじゃない?

俺勉強してないけど

ちゅーるもらえてるし。

のこ
のこ

…。

勉強とは何か、そして勉強がなぜ

必要なのかを述べているのがこちらの

本よ。

ぬこ
ぬこ

人間は受験とかあって大変そうだよな。

難しい数学とか物理とか

大人になって役に立つのかな。

のこ
のこ

そうね。それは生徒の立場での考えね。

そうした教わる側、教える側、試験を作る側、

サポートする側などいろんな立場に向けて

理論を展開しているのよ。

『キミは何のために勉強するのか ~試験勉強という名の知的冒険2~』 

富田 一彦 (著) 大和書房

概要

勉強とは「抽象化」することである。教育は一種の負荷である。かける以上は無意味であってはならない。勉強することの本質を鋭くついた画期的論考。

あらゆる立場の人間に向けた「教育論」

気鋭の予備校講師が展開する「教育論」。教育とは何か、といった本質的な部分からはじまり、学習者、指導者、出題者、親御、一般の人々など章ごとに、それぞれに向けて、実例を交えながら理論を展開していきます。

まとめ

日本教育の問題点を挙げ、学力のみをはかるための試験は必要である、と主張する著者。それは「いい子」出なくても勉強を懸命に取り組んだ者へのチャンスであるからです。教える者、学ぶ者、サポートする者。それぞれが持つべき勉強への心構えが詰まっています。未来を担う子供たち、そして親たちに読んでほしい一冊。

<こんな人におすすめ>

勉強したくないなと思っている中学生や高校生
中学生や高校生の子供がいる親
日本の勉強に疑問を持っている人

ぬこ
ぬこ

確かに勉強苦手な俺でも

東大にいけるチャンスを

もらえるのが受験てわけだな。

のこ
のこ

…。

勉強に疲れを感じている学生や、

そんな子供を持つ親たちにも

ぜひ読んでもらいたい1冊よ。

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