がん治療の世界で巻き起こる驚愕のミステリ

のこ
のこ

「がん」て消滅すると思う?

ぬこ
ぬこ

寛解ってことか?そりゃ

あるでしょ。

のこ
のこ

がん保険を受け取った後に寛解したとしたら?

しかもそれが何件も発生したとしたら…。

ぬこ
ぬこ

保険金詐欺じゃんか!

でも医者がきちんと診断した上でなんだよな。

がんを失くすトリックなんてあるのか?

のこ
のこ

こちらはまさにそうした謎を描く物語よ。

医療界、保険業界の闇など様々な事情が

絡んでいているの。

『がん消滅の罠 完全寛解の謎』 岩木 一麻 (著) 宝島社文庫

あらすじ

呼吸器内科の夏目医師は、生命保険会社に勤める友人からある指摘を受ける。夏目が余命半年を宣告した患者が保険金を受け取ったのちに病巣が消え去ったという。同じように保険金受領後の寛解ケースが起こり、調査に乗り出すのだが。

余命宣告を受けた患者の「がん」が消滅する!?

がんで余命半年の宣告を受けた患者が半年以上存命し、かつがん細胞がなくなる…。「がん」そのものについての詳細な解説を読むにつれ、なぜそんなことが起こるのかと謎は深まるばかりです。

まとめ

研究者、医師、保険金など、あらゆる要素が絡んできて、飽きさせません。ラストは二転三転、これでもか!と驚く結末です。しっかりとした医療知識に基づいた、がんの奥深い世界を見ることができるミステリです。

ぬこ
ぬこ

こ、こんなこと

実際に起こっているのか!?

やばいやばい((゚Д゚;))ガタガタ

のこ
のこ

圧倒的な専門知識と、読者を飽きさせない展開で

最後までグイグイ読ませてくれる医療ミステリーよ。

驚きのラストにも大注目ね。

本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

にほんブログ村

書評・レビューランキング



コメント