奇蹟を追い求める探偵が証明するトリックとは

のこ
のこ

青い髪、オッドアイ、赤ジャケットの

美男子名探偵がいたらどう?

ぬこ
ぬこ

え?ナニそれ?

アニメの話?∑(゚Д゚)

のこ
のこ

それが推理小説の主人公なの。

きっちりと論理を立てながら

可能性を潰していき、真実に

たどり着くの。

ぬこ
ぬこ

見た目とのギャップがありそうだな。

どんな事件を解決していくのか

楽しみだな。

『その可能性はすでに考えた』  井上 真偽 (著)  講談社文庫

あらすじ

十数年前、カルト宗教団体による集団自殺事件があった、その、たった1人の生き残りである少女が、青髪の探偵・上笠のもとへ事件んお真相を調べて欲しいと依頼する。少女の記憶では首を失った少年が自分を抱えて連れ出してくれた、というもの。果たしてこれは奇蹟なのか?

青髪、オッドアイ、赤ジャケットの美形。中国人女性フーリンからの借金は1億5千万弱。そしてあふれるほどの雑学を持ち、真の奇蹟を追い求める。こんな個性豊かな探偵が過去に起きた事件の真相というこれまた珍しい依頼を受けます。

まとめ

首なしの少年が、少女を抱きかかえて連れ出したのは事実なのか?トリックか?その証明は?個性豊かなメンバーが次々と登場し、あらゆる可能性を披露し、探偵が論破します。論理の面白さを楽しめるミステリです。

<こんな人におすすめ>

論理展開が見事なミステリを読みたい
証明不可能な事件を解決する物語に興味がある
井上 真偽のファン

ぬこ
ぬこ

おお!事件の内容、キャラクター、

どれをとっても秀逸だな。

個性強めだけど全体がよくまとまってる。

のこ
のこ

絶妙なバランス感覚よね。

『奇蹟』を求めるという主人公の

背景にも注目のミステリーよ。

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コメント