ゴミに埋もれた悲痛な心の叫び

ぬこ
ぬこ

いよっ 待ってました!まり子!!

のこ
のこ

すっかりファンのようね。

ぬこ
ぬこ

若くてもこんなにバイタリティがあって

しなやかな思考を持つ人間はいないだろ!

のこ
のこ

確かに。

今回はようやく人気作家の執筆を

引き受けてもらったはいいけど

その作家がゴミ屋敷に住んでいることが発覚して

しまって騒ぎになってしまうの。

ぬこ
ぬこ

せっかくのネット文芸誌が人気凋落の危機に!!

どうするまり子!

『傘寿まり子(6)』  おざわ ゆき (著) 講談社

あらすじ

ウェブ雑誌を立ち上げたまり子は、スナックで遭遇したかつてのカリスマ作家、小桜蝶子に仕事を依頼する。無事原稿を発信し、順調なスタートを切ったと思われた矢先、蝶子のゴミ屋敷により予想外のトラブルが発生する。

かつてのカリスマ作家、蝶子は立派な家に住んでいますが、中に入れば一面のゴミ。捨てっぱなし、置きっぱなしの山を踏みつつ、かきわけて生活しています。そんな蝶子の家へ、突然TVクルーが押しかけて邸内を撮影してしまい…。

まとめ

ゴミ屋敷ができるのには、理由があります。行き場のない悲痛な叫びが、そのゴミの山には埋もれているのです。掃除することで、少しずつ傷も癒えてきた蝶子の今後の活躍に注目です。

<こんな人におすすめ>

ゴミ屋敷に住む老人の心理を知りたい
老人が過去の栄光をどう付き合っているのか興味がある
おざわ ゆきのファン

1〜5巻のレビューはこちら。

ぬこ
ぬこ

さすがだ… しかしまり子の周りには

すごく行動力のある人間がたくさんいるな。

のこ
のこ

強い気持ちで志を持ち続けるその姿に

惹かれて、同じような気持ちを持った

人たちが集まって来るのかもしれないわね。

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