おカネの世界をちょっと外側から見てみよう

のこ
のこ

お金について何か知ってる?

ぬこ
ぬこ

猫に小判

のこ
のこ

…(確かに)。

こちらはある先生が、中学生の男女二人に

お金の本質について教えていくというお話よ。

ぬこ
ぬこ

中学生に解説しているのなら

わかりやすそうだな。

俺は猫に小判だけど。

『おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密』 

高井浩章 (著)  インプレス

概要

中学二年生になったボクは、クジ引きに外れて「そろばん勘定クラブ」なる奇妙なクラブへ入ることになった。部員はボクともう一人の女子で、合計二人。先生は身長2メートルを超す、ハーフのような見た目の40代男性。ここでボクは、毎週おカネについて考えることになった。

最初に出された課題は、お金を手に入れる方法についてです。かせぐ、ぬすむ、もらう。これ以外に3つの方法を考えてくる、というもの。こうした質問や様々な問題提起から、お金と仕事、銀行、社会まで考えを巡らせて、彼らなりの答えを見出していきます。

まとめ

お金というものを、単に物と交換するための手段として終わらせるのではなく、価値や倫理を加え、よりふさわしい人、場所、モノへと投じるためのツールとして考える。そんな、外側からの視点を与えてくれる、経済青春小説(?)です。

<こんな人におすすめ>

おカネとはどんなものなのか学んでみたい
中高生の子供におカネについて教えたい
社会とおカネの関係について知りたい

ぬこ
ぬこ

へえ〜 お金ってそんな意味や

役割があったんだな。

のこ
のこ

大人はもちろん、中高生などに

是非とも読んで欲しい1冊ね。

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