才能を見出して伸ばして
くれるおばあちゃんがいたら
どうかしら?
おばあちゃんがそんなこと
できるのか!?
すごいじゃないか!!
こちらはフリースクールに通う
女の子が、おばあちゃんと過ごすうちに
その才能をメキメキ伸ばしていく物語よ。
わあ〜 どんな才能が
開花したのかな!?
『ひかりの魔女 さっちゃんの巻』 山本 甲士 (著) 双葉文庫
あらすじ
不登校の子供たちが通うフリースクール、くすのきクラブ。重ノ木さちは、五か月前からここに通い始めた小学五年生。ある日、ボランティアスタッフとして1人のおばあちゃんがやってきた。手ぬぐいを姉さんかぶりにして、割烹着を着た小柄なひかりおばあちゃんは、優しい「うそ」でみんなを笑顔に変えていく。
ひかりばあちゃんに乗せられ、自分の力が広がっていくさち
下級生にいつも読み聞かせをしているさち。ボランティアのひかりばあちゃんから「お話をつくって」とお願いされます。おばあちゃんの合いの手に答えるうちに、物語はどんどんと広がり、おばあちゃんはさちの「お話の力」をほめます。
そしてさちにある提案をします。それは「けんすいを5回やること」。それからさちは地道に努力を重ね、時には練習の回数を減らすなどその方法に工夫をこらし、1回もできなかったところから連続5回もできるようになったのです。そしてさちは運動会でけんすいを披露するため、学校に行くことになり…。
まとめ
ひかりばあちゃんは優しい「うそ」をつくのが上手。しかしそれは、皆が幸せになり、勇気と力が湧いてくるような、そんな「うそ」なのです。ひかりばあちゃんは誰の中にもある才能、つまり「輝きのもと」を見つけ、引き出す達人なのです。
<こんな人におすすめ>
人の才能を見出し、花開かせるおばあちゃんを描いた話を読んでみたい
ひかりばあちゃんのファン
山本 甲士のファン
「ひかりの魔女」シリーズのレビューはこちらからもご覧になれます。
成長が目に見えるって
感動するな〜( ;∀;)
おばあちゃんの達人ぶりに
思わずファンになってしまいそうね。
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