理想郷なんてどこにも存在しないのだ

のこ
のこ

こちらはある港町に暮らす

三人の女性がトラブルに

巻き込まれていく様子を

描いた物語よ。

ぬこ
ぬこ

女性三人…。

なんだか揉めたりしそうだけど。

のこ
のこ

同じ町には住むけれど

環境や家族構成など異なる人たちよ。

それぞれに抱えているものがあるようなの。

ぬこ
ぬこ

なるほどね〜。それが一体

どんなトラブルに繋がっていくのか。

『ユートピア』  湊 かなえ (著) 集英社文庫

あらすじ

太平洋を望む美しい景観の港町・鼻崎町。昔からずっとこの町で暮らす住民と、新たにやってきた住民が混在している。この町で生まれ育ち、幼い頃の事故により車椅子生活となった小学生の久美香を広告塔に、車椅子利用者を支援するブランドを立ち上げた陶芸家のすみれ。しかしある噂がネット上で流れはじめてから、徐々に歯車が狂い始める。

地元で暮らす仏壇店の嫁、転勤でやってきた主婦、景色が気に入り、東京から移住した陶芸家。何かしらを心に抱えた三人の女性は意気投合します。

まとめ

どことなくよそ者同士として気が合っていたところもある三人。ある者は必死に理想を追い求め、ある者は今あるものを守ろうと懸命になります。理想郷などというものは本当はなくて、目の前にある幸せに気付けるか、それを周囲を気にせず全力で守り切れるかということが大事なのだということを教えてくれる物語です。

<こんな人におすすめ>

女性が田舎で生きていく物語を読みたい
嫉妬やコンプレックスが描かれた話が好き
湊 かなえのファン

ぬこ
ぬこ

すごいな〜。ホント女性の

嫉妬やら焦りなんかを

細やかに書くよね。

のこ
のこ

生き様はそれぞれ違っても

家族や自分の幸せを掴みたいという

思いは同じなのかもしれないわね。

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