言葉のプロがつくりだすツッコミのおもしろさ

のこ
のこ

こちらは言葉をテーマにした

エッセイよ。

ぬこ
ぬこ

言葉ねえ。学者さんみたいに

小難しい解説とかしてるの?

のこ
のこ

歴史的経過を交えつつ、

アナウンサーの間違いに

鮮やかなツッコミをいれたりと

楽しく読める内容よ。

ぬこ
ぬこ

そりゃおもしろそうだな。

『本が好き、悪口言うのはもっと好き』 高島 俊男 (著) ちくま文庫

概要

小説、新聞、テレビでの言葉の使われ方、国語辞典の意義、中国を「支那」と呼ぶのは悪いことなのか…など言葉をテーマにしたエッセイ。

第11回講談社エッセイ賞を受賞した本書が最初に発刊されたのは何と20年前。テレビや新聞などが話題にあがっていますが、古さを感じないのは、言葉に関する深い造詣があり、説得力がああるから。そして固苦しくなく、気軽な調子で読み進めることができます。

まとめ

言葉のルーツや、中国が「中国」と呼ばれるようになった理由など、とてもわかりやすく、おもしろく書かれています。また、李白と杜甫について彼らの姿が映像として浮かんでくるように、イキイキと描かれていてグッと身近に感じます。言葉のプロがくりだすツッコミはあざやかで、かつ勉強にもなる見事なものだということがわかる一冊です。

<こんな人におすすめ>

『日本語』の誤りをおもしろく伝えたエッセイに興味がある
中国の呼び方についてわかりやすく記したエッセイを読んでみたい
高島 俊男のファン

ぬこ
ぬこ

中国と呼ばれるようになった

由来とか、初めて知ったなあ。

のこ
のこ

楽しみながら言葉の由来や

正しい言葉について自然と

学べる、ためになるエッセイね。

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