2021-02

イラストブックレビュー

世にも奇妙な、それでいて身近に感じる世界

『世にも奇妙な君物語』朝井 リョウ (著) のイラストブックレビューです。初めに感じたのは、ほんのわずかな違和感、それが、みるみる間にふくれていき、後戻りのできない状況になっていく。そんな、朝井リョウ流の「世にも奇妙な物語」。
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食べることで、人と人はつながっている

『どこかでだれかも食べている』オノ・ナツメ (著)のイラストブックレビューです。実家のロールキャベツの味、子供の頃、留守番をしていた時に食べたホルモンうどん。いろんなシーンで、いろんな人たちが今日も何かを食べています。
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「物を売ろう」とすればするほど売れなくなる

『物を売るバカ2 感情を揺さぶる7つの売り方』川上 徹也 (著) のイラストブックレビューです。商品を中心にするのではなくて、商品の「ドラマ」を前面に出し、相手の理性ではなく感情に訴えることで、大きな可能性が広がるのです。
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思い通りの未来を手に入れる「強い心」は作り出せる

『神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り』星 渉 (著)のイラストブックレビューです。何をやっても上手くいく「強い心」は科学的に作り出すことができる。成長や変化のタイミングで訪れる人間の心のしくみ、そして最強の行動力を手に入れる方法を具体的に解説。
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完全なる執事、ジーヴズの活躍が光るユーモア小説

『ジーヴズの事件簿―才智縦横の巻』P.G. ウッドハウス (著)のイラストブックレビューです。少々頭の弱い金持ちの青年、バーティーのもとへ新たな執事、ジーヴスがやってきた。服選びから人間関係まで、どんなやっかいなことでもジーヴズにかかればたちまち解決してしまうのだ。
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人の転機に訪れる「まったなし」の瞬間

『まったなし』畠中 恵 (著)のイラストブックレビューです。いくらか元気を取り戻してきたものの、いまだ妻を亡くした悲しみが癒えぬ町名主の跡取り、麻之助。父の後を継ぎ、すでに別の町の町名主として働く、幼なじみの清十郎のもとへ結婚の話が舞い込む。
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解いた者だけが踏み入れることができる美しい世界

『青の数学』王城 夕紀 (著)のイラストブックレビューです。雪の日、栢山が出会った少女は、数学オリンピックを制した天才、京(かなどめ)香凜。彼女は栢山に問う。「数学って何?」。ライバルと出会い、闘いながら栢山は香凜に問われた答えを探す。
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父の手紙に込められた子供たちへの愛

『父からの手紙』小杉 健治 (著)のイラストブックレビューです。姉弟である麻美子と伸吾のもとには、失踪した父・伸吉からの手紙が届いていた。しかし、結婚を控えた麻美子の婚約者が殺され、容疑者として逮捕された弟を救うため奔走するうちに、驚くべき父の真実が明らかに。
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生きていることが、とても愛おしく感じる言葉たち

『かみさまは小学5年生』すみれ (著)のイラストブックレビューです。すみれは10歳、小学5年生の女の子。好きな食べ物はピザ(とくにマルゲリータ)、ちょっぴり苦手なことは勉強と運動。生まれてくる前、空の上にいた頃の記憶を持つ彼女が伝えたい事とは。
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流れていくときと人とを描く15の短編集

『ヴェネツィア便り』北村 薫 (著)のイラストブックレビューです。病に伏せっていた双子の弟が、空襲のさなかで気付いた、自分の出生にまつわること。過去、現代、そしてどこでもない空間。様々な状況で時と人を描く短編集。