人ならざるもののままならぬ思い

のこ
のこ

こちらは三島屋シリーズの

第二弾よ。

ぬこ
ぬこ

おっ 今回はおちかは

どんな不思議な話を聞くんだろう。

のこ
のこ

ある屋敷に住み着いた

不思議な暗獣、「くろすけ」

についてのお話ね。

ぬこ
ぬこ

くろすけ?

なんかかわいいんですけど…

怖い話なのかな?

『あんじゅう 三島屋変調百物語事続』

宮部 みゆき (著) 角川文庫

あらすじ

叔父である三島屋伊兵衛の提案で、一度に一人ずつ、百物語の聞き集めを行い、その聞き役をするように言われた姪のおちか。

ある事件がもとで心を閉ざしていたおちかだが、話を聞くうちに、少しずつ心がほぐれていく。

ある日、深考塾の若先生がおちかにしたのは「紫陽花屋敷」とその屋敷に存在した暗獣「くろすけ」にまつわる切ない物語であった。

「くろすけ」の正体とは何なのか。

訪れた先々で水が涸れていってしまう少年。

双子を一人ずつ育てていた二組の夫婦。

屋敷にあらわれる奇妙な生きもの。

何とも不思議な謎は、人間のエゴや、それに苦しめられるもの、そして人間に思いを寄せながらも近づくことのできない切なさや苦しさをはらんでいます。

まとめ

困った時には祈り、まつりあげなら、解決すれば忘れ去ったり、忌み嫌う。

そんな人間の愚かさを示しながら、それでも人間のそばにいようとする人ならざるものの、ままならない思いをえがく、深い余韻を残す物語。

<こんな人におすすめ>

人ならざるものと人とのせつない交流を描いた話を読みたい
江戸で起こる不思議な話に興味がある
宮部 みゆきのファン

ぬこ
ぬこ

く、くろすけぇぇぇ。゚( ゚இωஇ゚)゚。

のこ
のこ

身勝手な人間たち。それでも

人間のそばにいようとしてくれる

モノのせつなさに胸が熱くなる物語ね。

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