2021-06

イラストブックレビュー

紙としての価値はあるか。出版物の岐路に立つ。

『傘寿まり子(10)』 おざわ ゆき (著) 講談社のイラストブックレビューです。80歳のベテラン作家、幸田まり子は自らweb文芸誌「レトル」を立ち上げる。連載小説の単行本化の話も出たが、経営者が変わったことで、その約束もなかったことに。困るまり子の前にあらわれたのは、かつての担当編集者・サイトーだった。
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大人になれない親と、その子供に訪れる悲劇

『ウェンディのあやまち』 美輪 和音 (著)のイラストブックレビューです。埼玉県のアパートで男児の餓死死体が発見された。馴れぬキャバクラで働く千里、犬や猫、鳥などの身寄りのない動物を引き取ってはマンションの一室で飼う杏奈、黙々と働くラブホテル清掃員の百目鬼。三人の女性をつなぐ幼児餓死事件の真相とは。
イラストブックレビュー

若者は不幸のパワーも桁違い!?

『プラスマイナスゼロ』若竹 七海 (著) のイラストブックレビューです。不運に愛される体質の美しいお嬢様・テンコ、義理人情に厚い不良娘・ユーリ、何をとっても平均値・ミサキの女子高生トリオが今日も厄介な事件に巻き込まれる。
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大事な「家族」の悩みを解決。江戸の“けもの医”物語。

『お江戸けもの医 毛玉堂』泉 ゆたか (著) のイラストブックレビューです。腕は確かだが無愛想なけもの医者、凌雲と、しっかりもののお美津の夫婦が営むけもの専門の養生所「毛玉堂」には、今日も問題を抱えた動物たちがやってくる。
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思いやりでつながる「素敵な他人」の関係

『大家さんと僕 これから』 矢部 太郎 (著)のイラストブックレビューです。初めて出した単行本が大ヒットとなり、一躍時の人になった僕。忙しい毎日を送るなかで、大家さんとの楽しい日々には少しの翳りが見えてきて…。
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失恋しても「ええじゃないか」と笑い飛ばしたくなる物語

『太陽の塔』森見 登美彦 (著) のイラストブックレビューです。女性とは縁のない、地味な大学生活を送っていた私だが、三回生の時、ついに恋人ができた、毎日楽しく過ごしていたが、なんと、彼女水尾さんは私を振ったのだった…。
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20年後の未来に あなたは何を備えますか

『2040年の未来予測 』成毛 眞 (著) のイラストブックレビューです。20年後、あなたは何歳になっているだろうか。本書は。現在の状況をもとに、20年後の世界を予測する。テクノロジー、経済、衣食住、天災。様々な角度から未来を見れば、何を備えるべきかが見えてくる。