瀬尾さんの手にかかると家族エッセイも物語風味に

のこ
のこ

こちらは作家の瀬尾まいこさんによる

家族エッセイよ。

ぬこ
ぬこ

本屋大賞を受賞した作家さんだな。

お子さんとかいるのかな?

のこ
のこ

中学校の教師をしていた著者が

結婚、出産、育児と、ユーモアを

交えながらあたたかな目線で家族を

描いているわ。

ぬこ
ぬこ

へえ〜。作家が描く家族エッセイって

どんなんだろうな。きになるぜ。

『ファミリーデイズ』 瀬尾 まいこ (著) 集英社文庫

概要

中学校の教師をつとめてきた著者は、40歳を目前にして想定外の妊娠&出産。

やんちゃで元気いっぱいの娘、のんきでマイペースな夫とともに送る日々の生活や、かつての教え子や先生たちとの交流を描く、心がほっこりとあたたかくなる家族エッセイ。

結婚式では感動しきりの夫が涙を流し、横では妻が教師のごとく場を取り仕切ったあいさつをする。

結婚してからは、夫の朝の過ごし方に驚き…と結婚から妊娠、出産、そして娘さんの成長を、瀬尾さんらしく一歩引いた目で、時にそのあふれる想いを熱い口調で綴ります。

クスリと笑えるユーモアがそこかしこに散らばり、心がほぐれたところで、不意打ちのように涙が湧いてくるようなエピソードが出てくるのです。

まとめ

人間にあふれんばかりの興味を持って見つめる目線、人間が好きだという著者の思いが文章から漂ってくるようなエッセイです。

瀬尾さんの手にかかると、エッセイもまるで物語のよう。味わうように読みたい一冊です。

<こんな人におすすめ>

瀬尾まいこの初エッセイを読んでみたい
教師として、母としてのあたたかい目線で綴られたエッセイを読みたい
瀬尾 まいこのファン

ぬこ
ぬこ

あっ 不覚にも涙が(இ௰இ;)

笑えるなと油断していたら

泣かされた。

のこ
のこ

緩急のリズムがとても心地よい

まるで物語のようなエッセイね。

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