2022-12

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『ティンカー・ベル殺し』小林 泰三 (著)

大学院生の井森健は夢の中でファンタジーの世界に迷い込み、その時はいつも間抜けなとかげのビルになっている。ある日、井森は夢の中でピーター・パンとウェンディ、ティンカー・ベルらに拾われる形でネヴァーランドヘト向かう。しかしそこは大人と子供が互いに殺し合う血に塗れた恐怖の国だった。
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ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『カーテンコール! 』加納 朋子 (著)

三月に閉校することが決まっていた萌木女学園では卒業できなかった女学生たちを卒業させるため特別補講を行うことになった。外部との連絡を断ち、寝食を共にする生活の中で互いのコンプレックスや学業を阻むものの正体が明らかになっていく。
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ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『二木先生 』夏木志朋 (著)

内向的で本を好む高校二年生の田井中は何か発言するたびに馬鹿にされ、自分は地球に放り込まれた異星人であるかのように感じていた。そんな中、担任の美術教師が大きな秘密を抱えていることを知り、ある取引を持ちかける。社会からはじき出され、受け入れてもらえない個性を持った教師と生徒が、その生き様をぶつけ合い模索していく。
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ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『六畳間ミステリーアパート』河端 ジュン一 (著)

フリーランスのライターをしている田中は家賃一万二千円という破格の「ことだま荘」に引っ越してきた。「言葉の呪い、祓います」という売り文句に惹かれ契約を結び、暮らしはじめたことだま荘には、様々な問題や悩みを抱える人間たちがやってきて…。
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ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『緑の我が家 Home,Green Home』小野 不由美 (著)

一人暮らしをすることになった高校一年生の荒川浩志は、細い路地の突き当たりにあるハイツ・グリーンホームへ引っ越してきた。六号室に住む同じ年頃の和泉聡から「出て行ったほうがいい」と言われ、さらに差出人が不明の手紙、無言電話、夜中に落書きをする男の子など、奇妙な出来事が浩志に起こる。幽霊が出る、と噂のグリーンホームで起こる怪異の正体とは。
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ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『占い日本茶カフェ「迷い猫」』標野 凪 (著)

今年三十二歳になる如月たんぽぽは、愛猫のつづみとともに依頼のあった先で日本茶とお菓子、そして占いを提供する出張日本茶カフェを営んでいる。ご当地のお茶や水、お菓子でもてなすと、訪れたお客は心がほぐれていく。心がほっこり温かくなる連作短編集。
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『マリアビートル』伊坂 幸太郎 (著)

幼い息子の命を救うために敵に挑むアルコール依存症の元殺し屋「木村」。可愛らしい見た目に反して悪魔のような心を持つ「中学生」。闇社会で恐れられる人物からの仕事を受けた腕利きの二人組「蜜柑」と「檸檬」。運に見放され続ける気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の中で狙う者と狙われる者、それぞれの思惑が交錯する。予測不能なノンストップ・サスペンスアクション小説。
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『猫は知っていた 新装版』仁木 悦子 (著)

仁木雄太郎と悦子の兄妹は、友人の世話で箱崎医院の二階の一部屋を借りることになった。ところが兄妹は奇妙な連続殺人事件に巻き込まれる。防空壕に作られた秘密の抜け穴、蛇毒の塗られたナイフ、そして行方不明ののち、殺人現場に現れた猫。素人兄妹探偵が事件の真相に迫る。