イラストブックレビュー

究極の二択の中で親が息子に望むこととは

『望み』雫井 脩介 (著)のイラストブックレビューです。埼玉で建築設計事務所を営む一登。ある日、息子の規士が帰宅せず、連絡が取れなくなる。警察に相談したが、他にも規士の友人で行方不明の者がおり、死体として発見された者も。規士は事件の加害者なのか、それとも被害者なのか。
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殺したいから、守る。異色の警察小説!

『ファイアガード 新宿警察署特殊事案対策課』 鷹樹 烏介 (著) のイラストブックレビューです。江戸時代、なんども大火事が起こった東京では、明治維新をきっかけにいくつもの「火伏塚」が築かれ、町を火災から守り続けてきた。しかし、オリンピックに向けた建設・改築ラッシュで火伏塚が次々と破壊される事件が発生する。
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自閉症から見える「ことば」の世界

『自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く』のイラストブックレビューです。「自閉症の子は津軽弁を話さない」。臨床発達心理士である妻の一言に、障害児心理を専門とする著者が「方言らしく聞こえない、ということなのでは?」と答えるも「そうではない」と言い争いに。この夫婦喧嘩をきっかけに、著者は「自閉症は方言を話さないのか」ということについて追究していく。
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小さな醸造所で起こった殺人事件の謎を解く

『ビール職人の醸造と推理』エリー・アレグザンダー (著)のイラストブックレビューです。夫の両親とともに町で一番大きなブルワリーで働いていたわたしは、夫の浮気をきっかけに、新しくオープンするブルワリーで働くことに。無事に迎えたオープンの翌日、ビールのタンクの中で死体を発見してしまい…。
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日本と日本人における「天皇」の存在とは

『落陽』 朝井 まかて (著) のイラストブックレビューです。明治天皇崩御直後、渋沢栄一ら東京の財界人たちは神宮造営を計画。一方で帝国大学農科大学の本郷は「東京に神宮林にふさわしい森を造るのは不可能」と反論。東都タイムスの記者、瀬尾亮一は同僚と取材するうちに「明治天皇」という存在について思いを巡らせていく。
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戦前の昭和を色濃く描きだす驚愕のミステリ

のこ こちらは昭和12年の名古屋を 舞台にしたミステリーよ。 ぬこ 昭和12年!?戦前の日本かあ。 当時の名古屋ってどんなかんじ だったんだろう。 のこ 博覧会が実施されていて 当時の日本や世界の最...
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価値観の奥にある「自分自身」を確立させること

『あのこは貴族』山内 マリコ (著)のイラストブックレビューです。松濤で整形外科医院を営む家の三姉妹の末っ子として育てられてきた華子。女子校育ちの箱入り娘で、相手に尽くしすぎてしまうせいか、交際相手とも長続きしない、焦って婚活に取り組み、ようやく理想の相手「青木幸一郎」と出会う。
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元・連続殺人鬼が自らの命をかけて守る者とは

『ガーディアン 新宿警察署特殊事案対策課』 鷹樹 烏介 (著) のイラストブックレビューです。二十三人もの人間を殺し、死刑判決を受け執行されたはずのボク。しかし、ベッドの上で蘇生し「山本和夫」という名前と警視庁に所属する総務部の巡査部長という身分を与えられた。仕事の内容は「特殊事案」を担当する「姫様」こと当麻奈央のボディガードだった。
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多くの人を笑顔にさせ、元気をくれたペンギンの話

『人生を変えてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日』トム・ミッチェル (著)のイラストブックレビューです。冒険が好きなイギリスの若者、トムは、アルゼンチンの寄宿学校の教員として採用された。休暇で出かけたアルゼンチンの避暑地で、重油にまみれながらも生きていた一羽のペンギンを発見する。
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世界に通用する「変人」たちはやっぱすごいのだ

『京大変人講座: 常識を飛び越えると、何かが見えてくる 』のイラストブックレビューです。京大の「常識」は世間の「非常識」!未知の世界を研究し、探求する理念を持つ京大から、こだわることのおもしろさや、疑うことの素敵さを発信。地球、経営、法哲学、社会デザインなど、様々なジャンルから「なにそれ!?」という視点を持った研究を解説します。