エッセイ

イラストブックレビュー

「視える作家」が描く「引き寄せる猫」との日々

『猫怪々』加門 七海 (著)のイラストブックレビューです。ある日、路地裏でぐったりとした子猫を見つけ、病院に連れていく著者。飼うことを決意したが、この子猫はいくつもの病気を抱えていて、おまけに怪異現象までついてきた。あらゆる対策を講じる作家の猫愛を描くエッセイ。
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内緒だけど、こんな生き方に憧れている

『生きていてもいいかしら日記』北大路 公子 (著)のイラストブックレビューです。四十代、独身。回転寿司で昼ビールを楽しんでいたら、見知らぬ爺さんに説教される。セールス電話での攻防。日常はこんなにも笑いに満ちている、ユーモア溢れるエッセイ集。
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共感覚を持つダニエルの見え方・生き方。

『ぼくには数字が風景に見える』ダニエル・タメット (著)のイラストブックレビューです。ダニエルには数字が感情、動きを持つように見える。共感覚を持つ彼は円周率2万桁を暗唱し、10の言語を操ることができる。皆と違う自分に悩んだ彼がたどり着いた生き方とは。
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話題のエッセイストが偉人伝から学んだこと

『すべて忘れて生きていく 』北大路 公子 (著)のイラストブックレビューです。日常に潜む出来事を、ユーモアたっぷりに描いたエッセイのほか、一見真面目なようでいて、やはり著者の視点が反映されている書評集、奇妙な味わいの短編小説二編を収録。
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インテリジェンスなコラムニストのアル中脱出記

『上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白』小田嶋隆 (著), 木下晋也 (イラスト)のイラストブックレビューです。「50代で人格崩壊、60代で死ぬ」。医師からそんな宣告を受け手から20年。なぜそこから抜け出せたのか?抜け出した先に待ち受けていたものとは。
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老いは笑いで吹き飛ばせ!爆笑老化エッセイ

『よれよれ肉体百科』群 ようこ (著)のイラストブックレビューです。年を重ねると、身体が言うことを聞かなくなってくるものです。脇腹、鼻の下、足の小指、へそ、尿もれ…。56箇所の部位についてユーモアたっぷりに老化を描いた抱腹絶倒エッセイ。
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多彩な芸術家の根底に流れる美と食

『魯山人味道』 北大路 魯山人 (著),‎ 平野 雅章 (編集)のイラストブックレビューです。芸多才の芸術家、魯山人が、終生変わらず追い求めたのは美食であった。折りに触れ、筆を執り。語り遺した唯一の味道の本。
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出会いのすべてが宝物になる 豊かな旅エッセイ

『明日は、いずこの空の下』上橋 菜穂子 (著)のイラストブックレビューです。作家上橋菜穂子が異国の地で見聞きし、食べ、出会い、心動かせた出来事を表情豊かに綴る旅エッセイ。
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昭和の飯テロエッセイ、ここにあり!

『タクアンの丸かじり』東海林 さだお (著)のイラストブックレビューです。梅干し1個で丼一杯のゴハンを食べてみる、洋食対和食について考える、太巻きの不思議など、食についてあらゆる方向からアプローチした爆笑エッセイ。
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北の大地が生んだ名エッセイストが流行を斬る!!

『流されるにもホドがある キミコ流行漂流記』北大路 公子 (著)のイラストブックレビューです。好きなものは、おビールと相撲とウニ蟹。平和と安定を好むキミコ氏が、まったく興味のない「流行」に挑む!!