柳広司

ブックレビュー

「なかったこと」になんてならない

『象は忘れない』柳広司(著)のブックレビューです。2011年3月11日。原発に関わる社員、避難先で差別に会う母子、トモダチ作戦に参加した米軍兵のPTSDなど、福島の原発事故に関わった人たちの事故前、事故当時とその後を描く短編集。