椰月 美智子

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』椰月 美智子 (著)

小学六年生の仲良し三人組、拓人、忍、宇太佳はスケボーにハマっている。練習していた公園がスケボー禁止となり、途方にくれた三人は花木神社の前の通りを使うことを思いつく。練習をしていると管理人と思われるおじいさんが話しかけてきた。スケボーに興味を示したおじいさんに渋々貸してあげると、おじいさんは転倒して骨折。三人はこのおじいさん、田中喜一さんの骨折が治るまで通いでお世話をすることになり…。
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ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『純喫茶パオーン 』椰月 美智子 (著)

「純喫茶パオーン」は、ドリンク担当のおじいちゃんと、料理担当のおばあちゃんの二人でやっている喫茶店。孫の「ぼく」がお店を手伝ったり、おじいちゃんの特製ドリンクやおばあちゃんの最高のナポリタンを堪能しながら、お客さんたちとの出会いや、不思議な事件を描く。
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妻から見る、夫から見える景色の違いに震える

『さしすせその女たち』 椰月 美智子 (著)のイラストブックレビューです。フルタイムで働いている多香美は39歳。5歳の杏莉と4歳の颯太を保育園へ送るのは、食品メーカーの営業をしている夫・秀介の役目。家事と育児を分刻みのスケジュールでこなす多香美だが、ある夜、颯太が発熱し、熱生のけいれんを起こす。
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美しい自然とそこに存在するものに癒され、救われる

『消えてなくなっても』椰月 美智子 (著)のイラストブックレビューです。タウン誌の編集として働いていたあおのが訪れた治療院は、不思議な力を持つ整体師と、あけすけな物言いをする女性の居候、そして人ではないものが住んでいたのです。美しい自然が心を癒し「命」について語りかける、感涙必至の物語です。