かすがい食堂

イラストブックレビュー

「食」の面から子どもたちの成長をサポート

『かすがい食堂』 伽古屋 圭市 (著) のイラストブックレビューです。過酷な映像会社の仕事を辞め、祖母が営む駄菓子屋を継いだ、二十五歳の楓子。子どもたちから「おばちゃん」と呼ばれることにも慣れてきた頃、夕刻になるときっちり三百円分の駄菓子を買っていく少年の存在に気づく。楓子は少年のために食事を提供しようと考えた。