その愛の程度

イラストブックレビュー

「人」と「家族」の距離って難しい

『その愛の程度』 小野寺 史宜 (著) のイラストブックレビューです。ある出来事をきっかけに、血の繋がらない娘や妻との関係が冷え込んでしまった豊永守彦。家を出て一人で暮らしはじめ、変わり者の後輩や喫茶店で働くシングルマザーとのやりとりの中から、娘と妻に対する自分の本当の気持ちに気づいていく。