とっても不幸な幸運(新装版)

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー『とっても不幸な幸運(新装版) 』畠中 恵 (著)

ビルの地下一階でひっそりと営業している『酒場』。腕っぷしの強い三十代半ばの店長が提供する酒とつまみを求めて、今日も常連客が店に集う。ある日、店のテーブルに一人の女子中学生が座っていた。店長・小牧洋介の義理の娘であるこの少女・小牧のり子は『とっても不幸な幸運』と書かれた缶を見ている。興味津々な様子の常連客たちに、洋介はこの缶のせいで起こったことを話しはじめるのだが…。