凪良 ゆう

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『滅びの前のシャングリラ』凪良 ゆう (著)

学校でいじめられている男子高校生、、落ち着かないチンピラ、友樹を女手ひとつで育てる母親、伝説の歌姫。小惑星の衝突により地球が滅びるというニュースが流れ荒廃していく世界の中で彼らに起こったこと、目にしたもの、そして芽生えたものとは。
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この「関係」はどんな言葉でも言い表すことができない

父を亡くし、母がいなくなったことで居心地の悪い伯母の家で自分を押し殺しながら日々を過ごしていた更紗。ある雨の日の夕方、大学生の文に「帰らないの?」と声をかけられる。傘もなく濡れる更紗に「うちにくる?」と問いかけた文に、更紗は「いく」と立ちあがった。
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自分が選んだ生き方を見ていてくれる人がいる

小学生の百音は屋上に美しい庭と祠のあるマンションで、宮司兼翻訳家の統理と二人で暮らしている。同じマンションに住む統理の友人、路有が部屋にやってきて三人で食卓を囲む。屋上の神社は断ち物の神様で、悪い縁を断ち切ってくれるという。そのため、いろんなものに縛られた人々がこの場所へとやってくる。
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どこか違和感のある愛のカタチ

『すみれ荘ファミリア』 凪良 ゆう (著) のイラストブックレビューです。食事付きの下宿、すみれ荘の管理人を務める一悟は、妻を事故で亡くし、娘は妻の両親が育てている。すみれ荘の入居者たちとは気心が知れており、穏やかな日々を送っていた。そこに新しい入居者、芥が加わる。彼は幼いころに生き別れた弟のようだが、正体を明かそうとはしない。
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不条理で物悲しく、そして愛しいこの世界

のこ こちらは幽霊となって現れた 夫と暮らす女性のお話よ。 ぬこ 幽霊と暮らす? そんなことが可能なのか? のこ 妻にだけ、夫の姿が見えるの。 会話もできるのよ。 ぬこ それは良かった…のか? ...
コラム

ひとつひとつを重ねて家族になっていく物語

血の繋がった関係ではないけれど、縁があって家族となった人たち。ぶつかったり、くっついたり離れたりしながら築き上げていく家族の形に胸が暖かかくなる物語たちです。