天上の葦 下

イラストブックレビュー

全ての謎が一つの場所にカチリとハマる時

『天上の葦 下』太田 愛(著)のイラストブックレビューです。失踪した公安警察官・山波を追って瀬戸内海の小島へと辿りついた鑓水、修司、相馬の三人。山波の行方と渋谷でなくなった老人・正光とこの島との関わりを見つけ出そうとする彼らは、驚くべき真実へと導かれていく。