実業之日本社文庫

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『春告げ桜 眠り医者ぐっすり庵』泉 ゆたか (著)

京料理で有名な高級料亭、桜屋で奉公修業をすることになった藍。やり手の商売人、一心からはこの体験から、桜屋を盛り立て、江戸の人々が喜ぶものを考えるように言われるが、慣れない仕事に四苦八苦。合間にもらった休みでぐっすり庵へと向かえば、眠れない人々がやってくる。藍の兄、松次郎と助手の福郎は、人を眠りに誘うための物を何やら作り出そうとしている様子で…。
イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー『終電の神様 殺し屋の夜』阿川 大樹 (著)

終電を逃したことがきっかけでお笑いコンビを組むことになった男たち、子育ての苦しさから赤ん坊を捨てに行く女性、日々の激務に疲弊し発作的に反対方向の最終電車に乗ってしまったエンジニアの男性。人々の様々な思いを乗せて電車は走る。そんな「終電」から始まる人間ドラマを描く、シリーズ第四弾。
イラストブックレビュー

歌はもっとうまくなれる!!すぐに使えるコツ満載の「歌うま本」

「音程が上手に撮れなくて…」「高い音がどうしても出ない」そんな方のために歌がうまくなるための条件と方法を解説。写真とイラストを使い、曲ごとの歌い方も丁寧に説明します。自宅で、カラオケで使える「歌うま本」で歌うま体験を味わいましょう。
イラストブックレビュー

明日への希望も活力も 良い睡眠と休息のひとときから

蘭学を学び、長崎から帰ってきた兄の松次郎と、眠り専門の養生所を開いた、茶問屋の娘・藍。両親亡き後茶問屋を営んでいた伯父が、傾いた経営を立て直すために呼んだのが、万屋の一心という男。耳障りの良い言葉を並べ立てる一心に、どこかあやしげなものを感じながらもつい聞き入ってしまう藍だが…。
イラストブックレビュー

人生をそっと後押しする お弁当屋さんの小さな奇跡

坂の下にある、見た目がケーキ屋さんのような、小さなお弁当屋さんには、愛想のない女店員がいる。お弁当を買いにやってくるのは、心にモヤモヤを抱えたお客たち。ポイントカードが貯まった彼らは、店員からちょっとしたおまけをもらう。
イラストブックレビュー

ヒーローにだって、なれる。ふたりなら。

『フーガはユーガ 』伊坂 幸太郎 (著)のイラストブックレビューです。常盤優我は、制作会社のディレクター、高杉に向かって自身の体験を語りだした。双子の風我と優我は、それぞれに大切な人と出会い、自分たちの力で悪に立ち向かっていこうとする。
イラストブックレビュー

待った無し!!の社会問題を改善すべくキャバ嬢が立ち上がる!

『永田町小町バトル』西條 奈加 (著) のイラストブックレビューです。銀座で夜間預かり専門の託児所を運営、現役キャバ嬢、そして小学六年生の娘を育てるシングル・マザー、芹沢小町は衆議院選挙に当選。野党の異端児、小町は政党の壁、政策の壁を突破し、子供問題を前進させることができるのか。
イラストブックレビュー

1日3回通いたくなるワケあり三姉妹の美味しいお店

『三人屋』 原田 ひ香 (著) のイラストブックレビューです。朝は三女が手がけるふんわりパンの喫茶店、昼は次女のこだわりうどん、夜は長女の〆の白飯が最高のスナック。朝・昼・晩で業態が変わるこの店は「三人屋」と呼ばれている。それぞれが問題を胸に抱えているが、常連客や姉妹間でのやりとりから、少しずつ前を向いていく。
イラストブックレビュー

三人の女に関わる男たちの物語

『サンドの女 三人屋』 原田 ひ香 (著) のイラストブックレビューです。父の亡き後、店を残すために三姉妹が始めた「三人屋」。朝は三女がモーニングを、昼は次女がうどんランチ、夜は長女がスナックを経営。長女のスナックにはワケありだったり、クセのある常連客がやってきては、互いの悩みを打ち明け合う。
イラストブックレビュー

眠りに現れるのは心に刺さって抜けない棘

『猫まくら 眠り医者ぐっすり庵』泉 ゆたか (著) のイラストブックレビューです 。茶問屋の娘として育った藍は、相次いで両親を亡くし、眠れぬ日々が続いていた。ある時、藍は猫のねうに導かれ古びた小屋にたどり着くとそこには身体を丸めて眠っている兄の姿が。そして兄とともに眠れない人々を看る養生所を開くことになったのだが。