小野寺 史宜

イラストブックレビュー

ゆるやかにはじまる かけがえのないつながり

『ライフ 』小野寺 史宜 (著)のイラストブックレビューです。やりたいことも特に見つからず、コンビニのバイトをしながら、大学時代から住んでいるアパートで一人暮らしをしている幹太。静かな日々を送っていた幹太だが、上の部屋に越してきた男が騒がしい音を立てる。
イラストブックレビュー

「人」と「家族」の距離って難しい

『その愛の程度』 小野寺 史宜 (著) のイラストブックレビューです。ある出来事をきっかけに、血の繋がらない娘や妻との関係が冷え込んでしまった豊永守彦。家を出て一人で暮らしはじめ、変わり者の後輩や喫茶店で働くシングルマザーとのやりとりの中から、娘と妻に対する自分の本当の気持ちに気づいていく。
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知っているはずの人の「知らない部分」

『近いはずの人 』小野寺 史宜 (著)のイラストブックレビューです。愛する妻を失い、深い喪失感を悲しみに暮れる日々を過ごす北野。妻の携帯電話に残っていたメールは知らない男とのやりとりだった。一人の人間の死によってさざ波のように広がる悲しみと波紋をつぶさに描く物語です。