小野 不由美

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『過ぎる十七の春』小野 不由美 (著)

十七歳になる直樹は、中学生の妹の典子とともに、伯母の美紀子と従兄弟の隆が住む家へとやってきたが突然隆の様子がおかしくなる。心穏やかで優しかった隆は、昏い目をして、伯母への態度も冷たくそっけない。完全に隆は別の人間になってしまった。その原因を探るため、伯母の部屋をかき回していた直樹は一冊の過去帳を発見。ページをめくり先祖をたどっていくと驚くべき事実が…。
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ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『緑の我が家 Home,Green Home』小野 不由美 (著)

一人暮らしをすることになった高校一年生の荒川浩志は、細い路地の突き当たりにあるハイツ・グリーンホームへ引っ越してきた。六号室に住む同じ年頃の和泉聡から「出て行ったほうがいい」と言われ、さらに差出人が不明の手紙、無言電話、夜中に落書きをする男の子など、奇妙な出来事が浩志に起こる。幽霊が出る、と噂のグリーンホームで起こる怪異の正体とは。
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恐怖の裏側に潜む 人ならざるものの声

両親と弟が亡くなり、古い町屋である実家に戻ってきた貴樹。彼が書斎として使うことにした部屋からは、隣の家に住む二十代の芸妓らしき女の様子が見えた。頼りなく哀しげな様子の彼女のことが気になる貴樹だが…(「芙蓉忌」)。情緒漂う怪談六編。
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戴国の新しい幕開けはどちらの王の手によるのか

『白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記』小野 不由美 (著) のイラストブックレビューです。暗闇の中で、男は黒い騶虞を手に入れた。地の底で感じる「生かされている」ということ…。一方、阿選は閉じ込めた驍宗を再度捕えるべく、函養山へ兵を派遣する。王宮に幽閉されているも同然の泰麒の心の内と、意を決して取った行動とは。戴国の命運やいかにい。
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戴国を守るために謀った麒麟の覚悟とは

のこ こちらは十二国記 『白銀の墟 玄の月』シリーズ 第三巻よ。 ぬこ 李斎たちが驍宗を 捜しにいったんだよな。 見つかったのか? のこ 李斎たちが捜していた男は すでに死んでいたのだけど ...
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謎多きナルの正体がついに明らかに!?

『ゴーストハント7 扉を開けて』小野 不由美 (著) のイラストブックレビューです。能登での事件を解決し、東京へ帰るべく車を走らせていた一行は、道に迷ってしまう。辿り着いた先は、ダム湖。そこでナルは「オフィスは戻り次第、閉鎖する」と一行に告げる。そこへ廃校になった小学校の調査依頼が。幽霊が出るという校舎に潜んでいるものは何なのか。
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不穏な空気が漂う宮中と動かぬ仮王の真意とは

『白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記』小野 不由美 (著)のイラストブックレビューです。国と国民のことを誰よりも考えていた王、驍宗。王に沿う麒麟、泰麒は仮王、阿選に会うため、日圭宮へやってきた。しかし、王座を手にした阿選は政をしようとはせず、役人たちの間でもやりとりがうまくいっていない様子。
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王は何処に?戴国を守るため泰麒がたちあがる

『白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記』小野 不由美 (著)のイラストブックレビューです。驍宗が戴国の王に即位してから半年。騒乱を抑えるべく向かった先で王は消息を絶ち、泰麒も姿を消した。戴国の人々は王不在の中、寒さと貧しさに苦しんでいる。将軍李斎は、他国の王の力を借りて泰麒を連れ戻し、戴国へと戻る。王は果たして無事なのか。
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老舗料亭一族を襲うものの正体とは

『ゴーストハント6 海からくるもの』小野 不由美 (著)のイラストブックレビューです。日本海に挑む岬の上に立つ、能登の料亭、吉見家は、代替わりのたびに、多くの死者を出すという。古い伝説が残るこの土地に暮らす一族に襲いかかるものの正体は何なのか。
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血の匂いがする館で疾走する霊能者たち

『ゴーストハント5 鮮血の迷宮』 小野 不由美 (著)のイラストブックレビューです。高校二年生の麻衣がバイトをしている「渋谷サイキックリサーチ」に、人が行方不明になるという出来事が起こり、怪奇現象なのかどうかを調べて欲しい、と言う依頼が。調査を始めたが、館にいる人間が姿を消しはじめて…。