彩瀬 まる

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『珠玉』彩瀬 まる (著)

国民的な人気歌手だった真砂リズを祖母に持つ歩。自身のファッションブランドを持つが、華やかで偉大な祖母に比べ、自分には見た目も才能も秀でたものがない、と感じながら生きてきた。共に仕事をしていたモデル兼ジュエリーデザイナーにも別れを告げられ落ち込んでいたところ、一人の美しい青年・譲司と出会う。芸能事務所との契約を切られ職を失いかけている譲司は、歩のブランドの建て直しを手伝おうとするのだが…。
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その場所はとても遠く感じるが近くにあるのかもしれない

『やがて海へと届く』彩瀬 まる (著)のイラストブックレビューです。真奈の親友であるすみれは、ひとり旅に出かけた先で震災に遭い、消息を絶った。三年がたち、すみれの恋人、遠野から「形見分けをしたい」と切り出され、反感を覚える真奈だが。
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ぽっかりと空いた穴を抱えて、生きていく

『骨を彩る』彩瀬 まる (著) のイラストブックレビューです。十年前にがんで妻を亡くした津村は、中学生の娘と二人で暮らしている。心揺れる女性に出会ったが、妻が夢の中にあらわれるようになった。妻の姿を見るたびに手の指が1本ずつ減っていた。
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繋がりたい思いと、つながっている思い

『桜の下で待っている』彩瀬 まる (著)のイラストブックレビューです。郡山、仙台、花巻。桜前線が北上する4月、新幹線で東北の地へと向かう男女5人の先で待つものとは。複雑に絡まり揺れる思いを描く。
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幻想的で美しい愛の世界を描く

『くちなし』彩瀬 まる (著)のイラストブックレビューです。別れの代償に、私は彼の腕をもらった。(「くちなし」)。幻想的でありながら、心の動きや感情の揺れを感じる繊細でリアルな愛を描く、七つの短編集。
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母の「型」から抜け出せない

『あのひとは蜘蛛を潰せない』彩瀬 まる (著) のイラストブックレビューです。ドラッグストアの店長である梨枝は、実家で母と二人暮らしをしている二十八歳。母の価値観に縛られ、息苦しい日々を過ごしている。しかし恋人ができ、家をでた梨枝は自分の価値観の変化と、根っこの変わらない部分に気づく。
イラストブックレビュー制作動画

繋がっていたいと思うこと 悼むということ

『やがて海へと届く』 彩瀬 まる (著)のイラストブックレビュー制作動画です。震災で亡くした親友・すみれの死を受け入れられない真奈。死を認めたようなすみれの元恋人・敦の態度を受け入れることができなくて…。テキストやイラストが出来上がっていく様子をお楽しみください。