歴史・時代小説

ブックレビュー

人の心までも修繕していく「大工」という仕事

『江戸のおんな大工』泉ゆたか(著)のブックレビューです。幼い頃から大工である父の背中を見て育った峰。父を亡くし、人生の岐路に立った峰は、おんな大工として生きていくことを決意する。
イラストブックレビュー

カゴの中の鳥が生きていく世界

『滔々と紅』志坂 圭 (著)のイラストブックレビューです。天保八年、飢餓の村から九歳の少女、駒乃が江戸吉原の遊郭へと口入される。吉原のしきたりに抗いながらも、花魁へと成長する。吉原生き抜いた彼女が最後に下す決断とは。
イラストブックレビュー

限られた条件のもとで発揮される見事な商才

『あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇 』高田郁 (著)のイラストブックレビューです。いよいよ商才を発揮しはじめた幸。しかし、己を上回る幸の才能にプライドを傷つけられた惣次は姿を消してしまう。
未分類

「人が人として生きる」ために命をかけた者たち

『童の神』今村翔吾 (著)のイラストブックレビューです。平安時代、凶事とされる日食の日に生まれた桜暁丸は、父と故郷を奪った京人に復讐を誓っていた。桜暁丸は京人から蔑まれていた「童」と手を組み、朝廷軍に戦いを挑む。
イラストブックレビュー

戦闘シーンがスゴイ!!海賊カッコ良すぎ。

『村上海賊の娘(四) 』和田 竜 (著)のイラストブックレビューです。孫市を従え、真鍋一族に戦いを挑むも、圧倒的な兵数と力量の差に、不利に追い込まれる景。そこへ、村上一族が景を助けにやってきて、いよいよ村上&毛利VS真鍋&織田の戦いの火蓋が切って落とされた。
イラストブックレビュー

己の弱さを知った後の女の覚悟はすごいぞ

『村上海賊の娘(三) 』 和田 竜 (著) 新潮文庫 あらすじ 家に戻り、己の不甲斐なさから船にはもう乗らぬ、と決めた景。村上海賊と毛利家は一千の船で岩屋城へと向かうが、攻め入りはしない。父からその真意を知った景が取った行動は...
イラストブックレビュー

戦場で活躍する男たちの魅力

『村上海賊の娘(二) 』和田 竜 (著)のイラストブックレビューです。織田信長に攻め立てられていた大坂本願寺は籠城を余儀なくされていた。海路からの支援を乞われた毛利家は、村上海賊に頼ろうとする。織田方では、泉州淡輪の海賊、真鍋家の若き当主、七五三兵衛が初の軍議に挑む。
イラストブックレビュー

今なら間違いなくモテモテでしょうなあ

『村上海賊の娘(一) 』和田 竜 (著)のイラストブックレビューです。戦国時代、その名を轟かせた海賊がいた。その名は村上海賊。瀬戸内海の島々に根を張り、自制を誇る村上武吉。彼の剛勇と荒々しさを引き継いだのは娘の景だった。
イラストブックレビュー

若だんなと妖たちが選ぶ未来とは

『すえずえ』畠中 恵 (著)のイラストブックレビューです。幼なじみの栄吉の恋に、長崎屋の危機。騒動を経て、次第に将来を意識しはじめる若だんな。そんな若だんなに見合いの話が舞い込んできて…。
ブックレビュー

人が人として生きていける世界を切に望む「童」の物語

『童の神』今村翔吾 (著)のブックレビューです。時は平安時代、空前絶後の凶事とされる日食の日に、越後で生まれた桜暁丸は、父と故郷を奪った京人に復讐を誓う。そしてついに桜暁丸は、童たちとともに朝廷軍に決死の戦いを挑む。