浅田 次郎

イラストブックレビュー

今の時代から戦争を「感じる」ということ

『帰郷』 浅田 次郎 (著)のイラストブックレビューです。帰るべき家を失くした帰還兵。ニューギニアで高射砲の修理にあたる職工。戦地へ赴く前の出来事を語り合う海軍兵。戦争に巻き込まれた人々が語る、戦中、戦後。今の時代だからこそ読んでほしい、反戦小説集。
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その人生は、地下鉄とつながっていた

『おもかげ』浅田 次郎 (著)のイラストブックレビューです。定年を迎えた竹脇正一は、送別会の帰りに地下鉄で倒れ、意識を失った。昏睡状態の中、竹脇の心は病院の外へとさまよい出す。地下鉄に乗って、様々な時代の、様々な場所へ。
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小説家の人生は、驚きと笑いに満ちている

『竜宮城と七夕さま』浅田 次郎 (著)のイラストブックレビューです。ベストセラー作家が遭遇した、小説には書けない波乱の日常を綴るエッセイ。
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それぞれに訪れる人生の春

『プリズンホテル〈4〉春』浅田 次郎 (著)のイラストブックレビューです。清子と結婚し、ようやく幸せになるかと思われた作家の孝之介。しかし、入れ替わるようにして育ての親、富江が行方不明に。今回も個性豊かな面々が登場し、笑って泣いての大円団を迎えます。
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ヤクザは人々を癒す楽園を作り出すことができるのか?

『プリズンホテル〈1〉夏 』浅田 次郎(著)のイラストブックレビューです。ヤクザである叔父がリゾートホテルを運営することに。おまけに従業員たちまでもが手下のヤクザたち。果たしてこのホテルはお客を癒す場所となれるのか。