深緑 野分

書店や本にまつわる様々な店が軒を連ねる本の町、読長町。書物の収集家であった祖父が蔵書を納めた『御倉館』はかつて町の人々に公開されていたが、現在は管理人である父と高校生の深冬、そしてここで暮らす深冬の叔母・ひるねしか立ち入ることができなくなっている。ある日、御倉館から本が盗まれたことで本の呪いが発動。深冬が手にした物語の世界に、町全体が入り込んでしまう。謎の少女・真白とともに町を取り戻そうとする深冬だが…。

のこ こちらは同級生が亡くなった理由を 探しているうちに、ある陰謀に 巻き込まれてしまう女子高校生の お話よ。 ぬこ へえ。なぜ同級生が 亡くなった理由を探そうとしたんだろう。 不審な点でもあったのか...

『戦場のコックたち』深緑 野分 (著)のイラストブックレビューです。1944年の初夏、合衆国陸軍の特技兵（コック）で１９歳のティムは、ノルマンディー降下作戦で初陣を果たす。戦闘に向かい、炊事もこなすティムの周辺にちょっとした謎が起こる。個性豊かな仲間たちと協力しながら戦場へ向かい、そして謎を解く。

『注文の多い料理小説集』文春文庫のイラストブックレビューです。柚木 麻子、 伊吹 有喜、井上 荒野、坂井 希久子,、中村 航,、深緑 野分、柴田よしき。７人の作家が「料理」をめぐる極上の物語を紡ぐアンソロジー。