瀬尾 まいこ

イラストブックレビュー

大阪の人情とユーモアに包まれたあたたかな青春物語

大阪の超庶民的な中華料理店、戸村飯店の二人の息子たち。兄のヘイスケは見た目も要領も良く、弟のコウスケはボケが上手で単純だ。高校を卒業後、東京へ行ったヘイスケ。そして高校三年生となったコウスケ。離れた場所で過ごす二人は、改めて自分自身を見つめ直し、自分の進むべき道を見出していく。
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瀬尾さんの手にかかると家族エッセイも物語風味に

『ファミリーデイズ』 瀬尾 まいこ (著) のイラストブックレビューです。中学校の教師をつとめてきた著者は、40歳を目前にして想定外の妊娠&出産。やんちゃで元気いっぱいの娘、のんきでマイペースな夫とともに送る日々の生活や、かつての教え子や先生たちとの交流を描く、心がほっこりとあたたかくなる家族エッセイ。
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「ありがとう」の気持ちが湧いてくる心温まる短編集

『おしまいのデート』瀬尾 まいこ (著) のイラストブックレビューです。中学三年生の彗子は、月に一度、離婚した父親のかわりに祖父と会っていた。表題作「おしまいのデート」ほか、ちょっぴりせつない5つのデートを描いた短編集。
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ちょっと変わった出会いがもたらす幸福

『優しい音楽』<新装版> 瀬尾 まいこ (著)のイラストブックレビューです。朝の混雑した駅の中から、たくさんの人をかきわけ、見知らぬ女の子が僕に向かってまっすぐ歩いてきて、僕の顔を見つめた。それが僕の彼女、千波ちゃんとの出会いだった。表題作「優しい音楽」ほか、少し変わった出会いがもたらす、温かな心の交流を描いた短編集。
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図書館の神さまが教えてくれること

『図書館の神様』 瀬尾 まいこ (著) のイラストブックレビューです。それまで一心に取り組んできたバレーボールをやめて、海が見える高校の国語教師として赴任したのだが、なんと部員がたった一名の文芸部の顧問をすることになってしまった。まっすぐな青春を送ってきた『私』がある出会いから傷を負った心を回復していく。
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あたたかくユーモラスに描かれた「運」のお話

『強運の持ち主』瀬尾 まいこ (著) のイラストブックレビューです。営業時代に鍛えた話術を活かし、占い師へと転身したルイーズ吉田こと吉田幸子。ショッピングセンターの片隅で、悩みを抱える人の背中を押す。
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「家族」とは愛という名のバトンをつないでいくこと

『そして、バトンは渡された』瀬尾 まいこ (著) のイラストブックレビューです。高校二年生の森宮優子は、二十歳離れた父親、森宮さんと二人暮らし。優子は幼い頃に母を亡くし、父親とも海外赴任を機に別れ、継母との二人暮らしを選んだ。
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心が温まる、ちょっぴり切ないデートのお話

『おしまいのデート』瀬尾 まいこ (著) のイラストブックレビュー制作動画です。表題作のほか、元不良と教師、バツイチOLと大学生、園児と保育士など、暖かくも切ない5つのデートを瑞々しく描いた短編集。
イラストブックレビュー制作動画

運はいったいどこにあるの?

『強運の持ち主』瀬尾 まいこ (著) のイラストブックレビュー制作動画です。OLから占い師へと転身した幸子。ちょっぴり謎を含んだお客たちが求める強運や幸せとは。テキストやイラストが出来上がっていく様子をお楽しみください。
コラム

ひとつひとつを重ねて家族になっていく物語

血の繋がった関係ではないけれど、縁があって家族となった人たち。ぶつかったり、くっついたり離れたりしながら築き上げていく家族の形に胸が暖かかくなる物語たちです。