甘糟 りり子

イラストブックレビュー

妊娠・出産をめぐる切実な思いを描く七つの物語

『産まなくても、産めなくても』甘糟 りり子 (著) のイラストブックレビューです。三十九歳の女性弁護士、宮下夏子は、ある夫婦の離婚調停に携わるなかで「卵子凍結」のことを知り、心が揺れ動く。三十五歳のマラソンランナー、江夏美雪は引退するかどうかの折り返し地点に立っていた。出産する気があるのならばマラソンを続けていくことはできない…。
イラストブックレビュー

女である限り、その選択は必ず訪れる

『産む、産まない、産めない』甘糟 りり子 (著)のイラストブックレビューです。40歳独身で、突然の妊娠に戸惑う桜子、不妊治療を続けるが、なかなか子供を授かることができない39歳の重美。。妊娠や出産をめぐる心の葛藤や喜び、そして人生の選択を描いた8つの物語。